離島の簡易水道施設では現在も水道本管に塩ビ管が使われている所が数多くあります。
接着で接続した場合は塩ビ管同士を溶かしあって接着するので、写真のように経年劣化で弱くなったソケット等継ぎ手部分に亀裂が入り漏水を生じる場合があります。
今回はギボルトタイプのMCジョイントという接着をしない継ぎ手を使用して漏水を修繕しました。
この写真だけ見ると塩ビ管は良くない見たいなイメージですが、漏水は全ての管種で何らかの原因で発生するのと塩ビ管はコストと耐震性能に優れており。
離島ならではの突発性の事故にも対応しやすく、また現在の配管は接着をしない接続が配水管では主流で、最近の研究では対応年数が50年以上であることも試験で明らかになっています。