no4.遊泳用プール水質検査

屋外プール.001

 

遊泳用プールでは利用者が快適で衛生的に利用出来るように、毎日検査や月例検査としてプールの水質検査が求められます。

中小企業庁の小規模事業者活性化補助金を受けた新サービスの開発として、離島ならではの水質検査問題に迅速に対応できる地域特化した水道事業所を立ち上げる計画を立て。

八重山郡内施設の協力を得て「遊泳用プール水」の水質月例検査の現場研修及び導入した機器の実証テストを行いました。

これから「やいま地域漏水調査及び水質検査業務充実事業」では今月(11月)から来年1月まで計3回の月例検査を八重山郡内施設と県内登録検査機関の協力の受けて実証テスト(現場実習)を行います。

検査する検体の採水地点は4カ所、①〜③の対角線上3カ所と、循環ろ過装置の取入口付近④で水深20cmの所から採水しています。

1)自社検査として導入した計器で下記の3項目を行いました。

・ 残留塩素、濁度、pH

2)残りの項目(一般細菌、大腸菌、過満願酸カリウム消費量、総トリハロメタン)は本島登録検査機関へ採水から検査に12時間以上が経過しないように採水から迅速に運び空輸しました。

※基準値
1.水素イオン濃度は、pH 値5 .8以上8.6 以下であること。
2.濁度は、2 度以下であること。
3.過マンガン酸カリウム消費量は、1 2 mg/L 以下であること。
4.遊離残留塩素濃度は、0.4 mg/L 以上であること。また、1 .0 mg/L 以下であることが望ましいこと。
5.大腸菌は、検出されないこと。
6.一般細菌は、2 0 0 CFU/mL 以下であること。
7.総トリハロメタンは、暫定目標値としておおむね0.2 mg/L 以下が望ましいこと。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

Permanent link to this article: https://team-kensin.com/?p=286